メンタル

欲しいものを手に入れるということ

憧れのコートがあったのです。

そして、今シーズン買ったのです。

買った後、母けいこりん(従妹の娘たちにそう呼ばれるお茶目な70代)に、
「今年〇〇(ブランド名)のコートを買おうと思ってね…」

と話し始めたら、
「あらー!お母さん持ってるわよ!あんまり着てないからあげる♡」

いや、そうでなくて…

「いや、買おうと思ってね、それで買ったのね」

「あら、そうなの?色は?形は?お母さんのはキャメルでファーが付いてるの♩」

「あ、色も形も違うね」←ていうか、けいこりんのコートのが高いw

「じゃあお母さんのもあげるわよ!あまり着る機会ないのよね」


うーん、なんか違う!
気持ちは嬉しいんだけど圧倒的に違う!

解ります?なんか違いますよね?


でもね、

「そもそも何で違うんだ?」

と思ったんですよ。


私は長年「ここのコート欲しいなー」って密かに憧れていて、今シーズンはいよいよ買っちゃうか!となった訳です。

それで、ネットでいろいろ見て、
この素材のこの形かなーって目星を付けて、
ショップで何着も試着して、
それでも悩んでようやく買った訳です。

はぁー♡買っちゃったぁー♡って
鏡の前で脱いだり着たり脱いだり着たりポーズ取ったりターンしたり夫にコートの薀蓄を語ったり、大変な幸せを感じていた訳です。

そこで、母けいこりんにサラッと
「持ってるわよーあげるー♡」
と言われて、激しい「コレジャナイ感」を覚えたのです。
コレジャナイどころか、めっちゃモヤモヤしました。

つまるところ、
私はコートそのものだけでなく

そのコートを買える自分になりたかった訳で、

それを既に持っててアッサリくれちゃう母に、羨ましさや嫉妬を感じた訳で…訳で…


あ、なんだ。
買える自分になりたかったのか。

そう思ったら、モヤモヤがなくなりました。
「もうなれたじゃん」って。

そして、母のコート貰いましたw
お年賀持って実家に行ったら、試着させるべく旧私の部屋にスタンバイしてましたw


物は物だから、入ってくる方法は関係ないって考え方もあります。多くはそうかもしれません。

でも、「オリンピックの金メダルが欲しい!」と言った場合、他の人の獲ったメダルを貰っても満たされないでしょ?

私が買ったのと全く同じ色と形のコートを母が買ってくれても、自分で買った時ほどは嬉しくなかったと思うんです。


だからと言って「欲しいのは物そのものじゃないんだから、買うこと自体無意味だ」っていうのも違うんじゃないかなーと思ってて、

幸せなんだからいいじゃん!

と思うんです。
もしも「欲しい物を買っても買っても満たされない!」というのであれば、物の後ろにある本当に欲しいものが何かを考えないと、ずーっと虚しいままかもしれないですけど、私は部屋で脱いだり着たりしているだけでも幸せだったんだから、そういう場合は物もその後ろにあるものも欲しかった、そして手に入れた。おめでとう!ってことで、ヘラヘラと幸せな気持ちに浸っていれば良いと思うんです。

私も良く「手に入れる方法にこだわるのやめましょうね」と言いますが、こだわらないことにこだわり過ぎるのも良くないっていうかね。←え?なんか良くわからないw

なんか、成果を最速で取りに行くのが偉い的な風潮あるじゃないですか?
だけど過程の方を欲している自分を否定しないで欲しいなって思うんです。

手に入れる過程の方が大事なこともあるし、どっちも大事なこともあるし、幸せならいいじゃないか!

真面目な話、「過程にこだわってる」ということを責める人って結構います。過程がゴールの場合もあります。その場合は、むしろこだわってください!


さて、この話には、実はもう一個大事なポイントがありまして。
手に入ると知ると、簡単に手に入るようになる
ということです(*^^*)

今回の私は実際に手に入れてから同じようなこと物が来ましたが、これ先取りすることも出来るんです。

手に入ると知ることが大切な訳ですから、実際に手に入れる前に知ってしまえば良いのです。

ああー私ってこれを手に入れるに相応しい人だわー(о´∀`о)

って知ることです。

知る。思うじゃなくて、「知る」。
手に入るかなー?って心配している方が気のせいなんです。
実際、あなたが受け取り拒否を辞めれば手に入るんです。もう配達されてるんです。
それを知ることです。


最後まで読んでくださってありがとうございます。

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