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今すぐ辞めよう!可愛くない思考の使い方

 
 

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私はよく、「宇宙は孫に甘いおじいちゃん」 と言います。  
優しいおじいちゃんは、 孫の欲しがるものなら何でも買ってくれます。  

「おじいちゃん買って」 とおねだりしたら、
あとは楽しみに待っているのが正しいおねだり。  
そして、おもちゃを買って貰ったら全身で喜んで
ボロッボロになるまで使い倒すと尚良いです。      

例えば、
「おじいちゃんが買ってくれる確率をより上がるために、肩たたきしよう!」  
なんて考える孫って、 計算高さが透けて見えて可愛くなくないですか?  

そもそも、「確率を上げよう」 と思っている時点で
じいちゃんが買ってくれるということを信じ切れていないんです。  

ちなみに、専門用語ではおねだりしたら楽しみに待てる様子を「タラちゃん感」
信じ切れずに確立を上げようと姑息に動く様子を「カツオ感」 と言います。      

もう一つ例を出します。
あなたの専門分野や得意なことを、初心者の方に教えるとします。  

どんな生徒さんが理想ですか?  

それは、「言われたことを素直にやる人」ではないでしょうか?  
「えーでもぉー。そのやり方だと上手く行く感じしないんですぅー」  
なんて言ってくる人には教えたくなくなるし、
何より上達するイメージが出来ませんよね。  

なぜ素人のお前の「上手く行かない感じ」を
コーチの言いつけより優先させるのかと。
これも「カツオ感」と同じく、可愛いとは言い難い態度です。      

宇宙は、コーチとしても完璧です。
私たちに起こる出来事は、完璧なコーチの組んだトレーニングメニューです。  

完璧なコーチのメニューに、ど素人が口を出しますか?  
目の前の出来事に向き合わずにあれこれ策ばかり練るのは、それと同じことです。  

思考の使いどころがあるとしたら、
「そのトレーニングメニューをいかにしてこなすか」 です。
どうすればクリア出来るか。 どうすれば学びが大きいか。      

良いことも悪いことも、 目の前の出来事に対して素直であること。  
宇宙じいちゃんがくれるものは、
ご褒美でも 愛の鞭でも、いつでも私達にとって完璧です。