繰り返し言っていることなのですが、
私は「ポジティブ当て字」が嫌いです。
成功 → 成幸
とか
仕事 → 志事
〇〇円 → 〇〇縁
というアレです。
もうね、元国語教師なんで
赤ペンでバツ付けて減点して
やりたくなります。
あ、キャッチコピー的なものなどは
もちろん例外ですよ！
とくに〇〇縁ね。
「参加費〇〇縁」と書いてある時点で
「つまんなそうなイベントだな」
と思うし、
これを書く人でまともな仕事して
ちゃんと稼いでる人を見たことが無いです。
（いたらゴメン）
これやる人ってどんな人だと思います？
まず目立ちたがり屋なんですよ。
かつ、自分がメジャーになれないことを
知ってるんです。
変な肩書き付ける人もそう。
ストライクをズバンと投げれる自信ないから、
敢えて変化球投げてまぁす みたいな。
思春期の危うい自己主張みたいなもの。
なんも無いから校則違反。
それを個性と履き違えてる。
何回か肩書きについて相談を受けたことが
あるのですが、
「悪いこと言わんから普通にしなさい」
と言いました。
だって
「ハッピーライフコンシェルジュ」
とか、
何やってるかサッパリでしょ？
なんかちょっと胡散臭いでしょ？
それから、
ポジティブ当て字を使う人には、
「それを汚いものだと思う心理」
があるのです。
「成功は人を蹴落としてするもの」
と思ってるし、
「仕事はつまらないもの」
と思っているし、
「お金は汚い」
と思ってるんです。
そして、ポジティブな当て字をすることで
自分は棚に上がったつもりでいる。
だからって「縁」でお金を頂こうとか、
完全に甘えてて
そっちの方が薄汚いと思うんですけど…
実際こういう人って、
仲間内でお金をグルグル回してますからね。
友達が売るなら義理で買う、
仲間同士で宣伝し合う。
そういう事をすることで、
自分が信用を下げていることにも
気付かず。
なんでこういう話をしたかと言うと、
起業ブームも去り
廃業が相次いでいるらしいからです。
「起業家」同士で
グルグルお金を回していた頃は
良かったのですが、
一人去り二人去り、
それが出来なくなりました。
その中で生き残るには、
「まともな感覚」を持つことです。
「自称起業家コミュニティー」から
抜け出すことです。
家のリフォームを頼もうとして
「成幸例」
とか書いてあったら
「うわ…」と思いませんか？
絶対頼みませんよね？
成人式の着物をレンタルするのに
「レンタル1日〇〇縁」
とか書いてあったら
確実に成人式当日に社長が逃げますよね？
結婚式のプランナーを探していて
「愛されウェディングアーティスト」
に頼もうと思います？？
大事なことは
まともな人に頼みたいでしょ？
それがまともな感覚です。
ホテルのラウンジでお茶会して
ブランド品を写り込ませて
グリーン車で自撮り。
最初はそれで良かったかもしれませんが、
もうダメです。
まともな人に笑われてますよ。
また、こういう人に心惹かれる人も
気を付けた方がいいです。
同じ感覚を持っているということですから。
自己主張は、仕事の中身ですべきです。
仕事の内容に個性があれば、
ポジティブ当て字を使わなくても
ちゃんと伝えられるはず。
今回は攻めた内容だったわ。ふぅ。
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