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さんちゃんと私①

先日、ブログにチラッと名前を出した

私のメンターの1人・さんちゃん。
ふと昔のことをいろいろ思い出したので、
さんちゃんとの思い出を
書くことにしました。
気が向いたらお付き合い頂ければ
幸いです。
さんちゃんは京都に住む
コミュニケーションの専門家で、
とあるセミナーで出会いました。
※さんちゃんは関西弁なので、
  文中もさんちゃんの言葉は関西弁風です。
  埼玉人の私が書いているので
  実際とはだいぶ違うと思いますが、
  さんちゃんの言葉は私の中では
  関西弁でしか再生されないので
  ご了承ください。
さんちゃんはボランティアスタッフ、
私は参加者という立場だったのですが、
なぜかやたらと親切にしてくれました。
(この理由も後で書きます)
単に優しいというより、
トレーナーのように指導してくれたのです。
私より2.3歳年上に見えたのと
とても気さくな人だったので
なんとなくそういうイメージで
接していましたが、
確か10歳くらい違いました。
セミナーの終わりに、
さんちゃんは
ボランティアスタッフの皆が支給されていた
バンダナをくれました。
「なんかあったら、これ見て頑張れ。」
「さんちゃん、本当に本当にありがとう。
   もう会えなくなるけど、
   私はさんちゃんのこと忘れないし、
   いつかどこかで会えると思う。」
「◯◯◯◯」
「え?」
「◯◯◯◯。俺のメールアドレスや。
   覚えとけ。
   本当は受講生さんに教えるのダメだけど
   なんかあったら連絡して来い。」
まだSNSが普及していない頃。
そうして連絡先を教えてもらい、
家に戻っても、時々電話で話しました。
さんちゃんはコミュニケーションの
先生として起業していたので、
当時起業したてだった私の知りたいことは
何でも知っていました。
一度、私が相談があってかけたのに
さんちゃんが後から折り返して
くれたことがあって、
「用があるのは私だから掛け直す」
と言うと、
「ああ、ええよ。美奈の時間だから。」
さんちゃんは講座もやるし、
大学で講義をしたこともあると
言っていたので、
さんちゃんにお仕事として相談する場合は
結構高かったのではないかと思います。
でも、
「俺が好きでやってんねん」
と、いつもいつも惜しみなく
時間を割いてくれました。
さんちゃんは私を励まし、
時に叱り、
泣きながら電話すれば理由も聞かず
「大丈夫や、大丈夫やで」
と落ち着くまで待ってくれました。


その関係が、だんだん私の中で
大きな問題になってきました。

当時の私は、結婚1年目でした。
主人には何でも話しており、もちろん
さんちゃんのことも話していました。
誤解しないで欲しいのですが、
さんちゃんに恋愛感情を持ったことは
一度もありません。
しかし、時には主人より
さんちゃんに先に相談することも
ありましたし、
何よりも夫以外に
「泣きながら電話出来る異性」
が居るのはおかしいと思い始めたのです。
引き出しにしまってある
さんちゃんのバンダナのことも
「もし主人が他の女性から
   貰った物を大事にしまっていたら?」
と思うと、
主人を裏切っているような
気持ちになりました。
そして、私はさんちゃんのバンダナを
捨てることにしました。
暫くして、さんちゃんから
「元気かー?」と
連絡がありました。
最初はいつものように話していましたが
「せっかくくれたバンダナを捨てた」
ということを黙っているのが
辛くなりました。
「なんや、今日は元気ないな」
「さんちゃん、私は
   さんちゃんに謝まらなきゃいけないんだ。」
そして、さんちゃんを頼っていることが
主人に後ろめたいこと、
そういう気持ちが無くても
逆の立場なら良い気はしないこと、
まして貰った物を大切にしまっている
なんてできなかったことを
一つ一つ話しました。
さんちゃんは、最後まで黙って
聞いてくれました。
「そっか。ごめんな。
   さんちゃん悪いな。」
まるで子どもを宥めるような
口調で、さんちゃんはそう言いました。
さんちゃんの言葉のいくつかは、
今でもありありと思い出せるのですが、
なぜかこの言葉もその一つです。
「違うよ。ごめんなさい。
   捨てるくらいなら
   貰っちゃいけなかったのに。」
「ええって!俺が勝手にしたことやし
   ポイって簡単に捨てた訳じゃないのは
   解ってるから」
「ねぇ、さんちゃんは、
   なんでそんなに良くしてくれ
るの?」

「僕な、前回もボランティアスタッフ
    やっててな。
    そんで、参加者の1人と解り合えなくて
    凄く悔しかったんや。
    僕の空回りで、相手の子にも嫌な思い
    させてしまったわ。
    ちゃんと和解はしてるけど、悔しくてな。

    だから、今度参加する時は、
    この人!って決めた参加者がいたら、
    絶対絶対、その人を徹底的に
    サポートしようと思ったんや。」

「なんで私だったの?」

「解らん。」

「あはは。私は運がいいね。」

もしそれでも旦那さんに
   後ろめたいんなら別やけど、
   そうじゃないなら今まで通り
   サポートさせてくれ。」

「そうか。そうだね。
   さんちゃんに教わりたいことは
   まだまだたくさんあるし、
   恋愛感情を抱くことはないしね!」

「お前なんかムカつくなw」

「じゃあ、引き続き宜しくお願いします!」

「解った!
   美奈は早く有名になって
   『あいつ偉くしたんは俺や』って
   言わせろw」

それからは、元通りスッキリした気持ちで
さんちゃんからいろいろ教わることが
出来ました。
有名になるかは解らないけど、
いつかさんちゃんが
自慢出来るような生徒になりたいと。
その気持ちは今でも変わりません。


つづく




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